監修:堀川 玲子先生
(国立成育医療研究センター内分泌代謝科)
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身長SDは です。
成長の評価と目安
成長曲線の「平均」曲線の上下にある「SD」というのは、標準偏差を意味します。身長の伸び方には個人差が多いので平均値からどのくらいまでが標準でどのくらい離れていると異常なのかという「幅」を示すのがこのSD値です。偏差値というのが同じ考え方で0SDが偏差値50、+1SDが偏差値60、-1SDが偏差値40にあたります。
一般的な目安としては、お子様の身長が+2SDと-2SDの線の間、すなわち偏差値にすると30から70の間にあるなら標準の身長です。±2SDの間にあり、線にそって推移しているなら標準の身長です。
-2SD未満は低身長と考えられますので専門医に相談されることをお勧めします。
同年齢の子どもが1000人いたとすると約22人が-2SD以下になります。今の身長が標準範囲内でも成長曲線が標準曲線をまたいで低下したり、上昇したりする場合は診察が必要です。