監修:安達 昌功先生
(昭和大学医学部 小児科学講座)
お子様の低身長が気になる場合、小児科の先生に診てもらいましょう。下図のように、問診や、必要に応じていくつかの検査を行い、何か病気がかくれていないかを調べます。低身長の原因が特定された場合には、それが成長ホルモン治療の適応であるかどうかについても、確認していきます。
これらの検査結果をもとに、低身長の原因を主治医が診断し、さらには、成長ホルモン治療の適応となる低身長であるかを判断します。成長ホルモン治療の適応となる疾患には、成長ホルモン分泌不全性低身長症、ターナー症候群、ヌーナン症候群、軟骨異栄養症、SGA性低身長症などがあります。
成長ホルモンの治療についてわからないことがあれば、主治医の先生に相談しましょう。
JP22NORD00050